ご挨拶
初めまして。
国際エチケットとプロトコールを教えております、福田明子と申します。
スイスの全寮制国際フィニッシング・スクール、ヴィラ・ピエールフーを卒業し、現在、
日本で唯一のヴィラ・ピエールフー校公認 ゴールド・コンサルタントをしております。
全寮制国際フィニッシング・スクールって何ですか?とよく聞かれることがあります。
私が通っていた頃は、通年コースと夏季コースに分かれており、どちらも欧米・中東・アフリカなど世界各国から実生活で国際エチケットを必要とする20代前後のご令嬢が多く来ていました。現在では、フィニッシング・スクール=女性の為の仕上げの学校という概念が変わり、男性の経営者や医者、弁護士、政府や大企業で働くエグゼクティブも世界中から貴重な休暇を費やし、短期コースを習いにくるようになっています。
もともとは、海外旅行を楽しむ中で「私のマナーは本当に正しいの?」と日本のマナースクールに通ったのですが、更に突き詰めたいという気持ちが強くなり、勇気を出して歴史ある本場のフィニッシング・スクールに飛び込んでみました。エチケット・プロトコールとは、日本では単に礼儀や思いやりの表現と捉えられがちですが、国際社会ではエグゼクティブ、とりわけ富裕層との人脈を作る為のパスポートと考えられていて、ビジネスや向上心のある方々にとってはとても重要なものだということに気付かされました。
卒業後は、クラスメートだったインド人のお結婚式に招待されたり、5つ星ホテル経営者ロシア人ご令嬢のホテルが主催するカーニバルに招待されたりと、今でもお付き合いが続いています。
また、フィニッシングスクール入学前のイギリス・ケンブリッジにある語学学校で知り合った友人とも今でも連絡を取り合い、中には家族ぐるみのお付き合いに繋がっている友人もいます。
今後もピエールフーで学んだからこそ気付けたことを綴りつつ、皆様と一緒にマナーを楽しむことができましたら嬉しく思います。